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債権回収に強くなる本表紙
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債権回収に強くなる本

松尾綜合法律事務所 編著

【定 価】 2,100円(税込)
【判 型】 A5判
【造 本】 並製
【ISBNコード】 978-4-904192-12-2
【頁 数】 224頁
【発行日】2009/1/20 5版

渉外マンのための債権回収実践書。倒産への事前準備から法的整理まで最新の回収法務問題を解説。 倒産予知とその対策・任意回収・担保権実行・預金との相殺・担保に取っていない財産からの回収・倒産の手続を詳解。


【は し が き】


 金融機関の融資業務は,貸付金の回収により完結します。つまり,融資を実行するにさいしては,常に「回収」を考えて行わなければならないということです。しかしながら,融資実行後の経済環境の変化,企業の経営状況,需要者の好みの変化等により,企業の業績が悪化し,当初の予定通り回収が進まず,最悪の場合倒産という事態に陥り,不良債権として分類,償却せざるを得ない事例も最近増加しています。
 ということは,融資渉外,融資案件の取り上げは,「債権回収」の知識を踏まえて行うのが最善の方法ということになります。この債権回収業務は,きわめて法律的業務であり,督促行為や保証人への弁済請求に始まり,預金との相殺,破産等の法的整理への参加,そして,最終的には強制執行,抵当権の実行,引渡命令などと取引先の状況に応じた対策が必要です。
 バブル経済崩壊後の金融機関のおかれた状況からみて,金融機関の行職員が企業の安全性・成長性等を判断する財務分析知識を有することが当然とされるように,融資金回収の法律知識を有することも,本質的に必要不可欠となっているものといえましょう。
 本書は,以上のことから,次の点に重きを置いてテーマを厳選し,難解な回収法務をかみ砕きだれもが理解しやすく,しかも実務に則した解説としました。
 ① 倒産予知の方法と事前準備
 ② 債権回収の問題点と実務の対応
 ③ 現在問題となっている回収法務
 したがって,数多く刊行されている「債権回収」の類書にはない実践的債権回収法務書となりましたので,本書をじっくり学習することにより,取引先の業況が思わしくなくなったときにどう対処すればよいかを会得できるものと思われます。日頃,融資渉外・開拓に励んでいる渉外担当者の方はもちろんのこと,融資担当者や役席の方にとっても十分役立つ内容になったと自負しています。
 本書は,金融業務に携わっている下記に掲示した7名の弁護士と,マル保については全国信用保証協会連合会の江口浩一郎氏によりなったものです。ここに記し謝意を表する次第です(1995年12月)。
 民事再生法・特定調停法・債権譲渡特例法の施行(2000年4月)を受けて,関係個所を改めるとともに,前記3法について新項目を追加し,刷新しました(2000年6月)。
 再改訂版の刊行に当たり,幸いにして本書に御好評を賜っておりますところ,その後さらに民法,民事執行法,破産法等の改正がありましたので1項目毎にこれを見直しました(2005年2月)。
 会社法の施行(2006年5月1日)を機に,同法施行に伴う部分の刷新及び全体的な見直しを行いました(2006年9月)。

編著者・弁護士法人松尾綜合法律事務所代表社員
弁護士 松 尾  翼

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