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融資法務に強くなる本表紙
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融資法務に強くなる本

芝綜合法律事務所 編

【定 価】 2,300円(税込)
【判 型】 A5判
【造 本】 並製
【ISBNコード】 978-4-904192-11-5
【頁 数】 320頁
【発行日】2009/1/30 4版

渉外マンのための法律虎の巻。民商法等の改正を踏まえた融資法務の最前線を解説。 融資の相手方、融資契約、担保・保証、登記実務などをめぐる法務トラブル、問題点に対し102の解決手段を明示。


【は し が き】

本書の初版は,平成6年12月に刊行され,多くの金融実務家の方々のご愛顧をいただいた。その後6年の月日を経て,全面改訂を行い,さらに今般,改訂新版を発行する運びとなった。その間の金融機関を取り巻く法規制その他の金融法務のさまざまな変化には目をみはるものがあり,まさにわが国の金融機関の激動の時期であり,それに相呼応する金融法務のエポックであったといえよう。
具体的には,法令関係では,銀行法および関連法の改正,金融再生法の施行,出資法・利息制限法の改正,民事再生法の制定,新会社更生法の制定・試行,民事訴訟法の全訂,成年後見制度の改正・新設,数次にわたる商法改正による完全親会社・会社分割制度の制定等枚挙にいとまがなく,金融実務においても,銀行取引約定書ひな型の廃止,金融検査マニュアルの公表等の大きな変化がみられた。また,金融判例においても,抵当権の物上代位による賃料差押や抵当権に基づく妨害排除等,抵当権等の担保権の効力等金融実務に重要な意味をもつ判例が数多く現れた。
改訂新版においては,上記の主要な変更や新制度に関する論点のほとんど全てを網羅することができたが,項目については前版に変更を加えないよう努めた。

このような大きな変化があったものの,本書の目的とするところは変わらない。初版のはしがきは,「融資実務は,法律に始まり法律に終わるといっても過言ではない」という文章で始めた。これを,21世紀調でいうなら,「融資実務は,金融実務の中核をなし,コンプライアンス(法令等遵守)なしには語れない」ということになろうか。要するに本書は,初版以来一貫して,融資法務における広い意昧でのコンプライアンスのための一助とされることを目指していたのである。
本書の特徴は,
① 善管注意義務,守秘義務,説明義務,面前確認の必要性等,金融マンの職務を律する法律根拠を具体例に即して,注意点を示したこと。
② 融資をめぐる法律実務に関する主要な論点を,通説(判例)に基づき,可能な限り理解しやすいように表現したこと。
③ 具体的なトラブルに対する実務的な回答を示し,かつ実務に必要な資料を付したこと。
④ 最近の法改正,新判例,金融実務の変化を可能な限りフォローし,新たな問題に対する金融マンの実務的な対応並びにコンプライアンスに対する指針を提示したこと。
等であり,他に類例をみない「融資法務実践書」であるものと自負している。

芝綜合法律事務所    
弁護士 辰 野 守 彦

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