金融ブックスの刊行書籍

書籍紹介

融資稟議書の書き方に強くなる本表紙
商品購入フォーム

融資稟議書の書き方に強くなる本

杉崎 義人 監修

古屋 秀治 著

【定 価】 2,100円(税込)
【判 型】 A5判
【造 本】 並製
【ISBNコード】 978-4-904192-01-6
【頁 数】 232頁
【発行日】2010/2/22 新版4刷

融資稟議書の書き方に強くなる、渉外マンのための与信判断虎の巻。
具体的なひな方も豊富に掲載。事前協議書の作成から、取引先概況表、経営分析表、資金算出表、稟議書付属資料の作り方など融資稟議手続の流れに即して、書き方のポイントを明示。


【は し が き】

 融資案件の処理は,融資稟議書により完結します。融資申込みから,資金使途,収益性,流動性,安全性,金額,利率,返済財源,担保・保証等企業の実態を把握するために各段階において十分なる調査,分析を行い,その集積された結果が融資稟議書に集約されます。
 つまり,事前協議書や稟議書付属書類の作成,資金繰表や試算表,他行動向,保全などの分析が重要な業務であり,融資稟議の成否はそれにかかっているともいえます。
 とはいえ,稟議決裁者である支店長や本部審査部に対し,いかに正確に,納得性のある稟議書を書くか,こうした決裁権限者の判断を誤らせない稟議書を作成するかが最終的には問題となります。
 金融機関の第一線の現実をみると,資金使途や返済財源が明確にされていないものやなぜ融資を起こすのかについてその理由が明示されていないもの等が少なからずあり,決裁者を困らせているようです。
 また,最近は,コンピュータによる財務分析が浸透しているため,融資個別ケースとは異なる数値を鵜呑みにする場合や,稟議書の起案者自体が良く意味を理解せず稟議起案しているケースがあると指摘されています。
 本書は,こうした問題点に対処し,正確でわかりやすい融資稟議書を作成するため,具体的実務の流れにそって稟議書作成のイロハを解説したものです。
 すなわち,下記のような内容構成としたところに特徴があります。

 ① 融資稟議書の機能,役割とは
 ② 借入申込時の対応と事前協議書の作成方法
 ③ 取引先概況表等稟議書付属書類の作り方
 ④ 融資稟議書作成に当たっての徴求書類や検討事項の分析
 ⑤ 資金使途分析
 ⑥ 稟議書各項目の具体的な書き方

 本書の読者対象は若手渉外マン,融資係の方です。執筆は,永年融資審査・判断の実務を担当してきた「融資審査研究会」のベテランの方々によるものです。とくに,古屋秀治氏(さくら信用保証(株)保証第一部担当部長)には,執筆につき多大のご協力をいただきました。
 内容解説については,懇切丁寧を旨とし,やさしくしかも随所に簡単な理解を助ける事例を挿入してありますので,必ずや実務のお役に立つものと思います。
 平成7年5月

監修者 杉 崎 義 人

新版にあたって

 初版以来,金融機関を取り巻く会社法の施行など幾多の変化が生じております。このため本書も現況にそぐわなくなった箇所が発生しております。そこで現況に合わせるべく,財務諸表の改訂,説明文の加筆・削除を行い,さらには各指標も最新時点のものを採用して全面的に見直しを行いました。
 また,各金融機関の営業体制(組織)の見直しが実施され貸出権限者にも変更が生じている場合がありますが,本書は支店単位での営業体制を前提としておりますので,体制に変更がある場合には勤務先の体制に読み替えていただきたいと思います。
 本書が,読者の貸出稟議業務精通への一助となれば幸甚です。
 平成20年4月

古 屋 秀 治

ページの先頭へ戻る ▲