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2007.8.14 「 水は石油と交換できる 」
このところとにかく暑い。新潟、秋田、山形といった北国のほうが猛暑だ。局地的に日照りがあったり、豪雨だったりする。どうやらこの傾向は全地球的傾向のようだ。
このような地球環境の急激な変化に対応して、今クローズアップされているのが水資源。野村證券の「アクア投資のすすめ」の資料によると、水の需要がひっ迫し、緊張状態にある地域はアメリカや中央アジア地域。国連の2007年の報告書によると、2050年には、地球温暖化による水不足の被害人口が新たに10億人以上も増えるという。異常気象が世界中の水の需要、供給の地図をいっぺんさせただけでなく、水資源も石油資源に並ぶ資源となった。
日本は資源のない国とよく言われるが、日本ほど水資源に恵まれた国も少ない。日本企業の水質浄化技術をもってすれば、海そのものが資源の対象となる。中東には油はあるだろうが、水がなければいかんともし難いはず。日本が水資源で世界の優位に立つ時代が来るかもしれない。中東から石油を輸入し、現金決済をしているが、水資源と等価交換できれば、日本経済は安定するかもしれない。その点、アクアファンドとは目のつけどころは評価できる。
日本人にとって「水」は心の故郷。水の流れに花びらを/そっと浮かべて泣いた人・・・・・・は五木ひろしのデビューの歌。名曲である。この日本人にとっての水が、今やファンドの対象になるなど、想像もできなかったことだ。異常気象は、人間生活の何もかも飲み込もうとしている。ただ、証券マンのすすめるままにこのアクアファンドで一儲けする気にはならない。
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