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2007.6.27 「 正規の簿記の原則は人生観にも生きている。 」
大原簿記学校理事長の青木靖明氏はその著書の中で、正規の簿記の原則は考え方や行動のプロセスが正しければその結果は必ず正しいとする必然性を教えるものだと言っている。
論語の「死生命有り、高貴天に有り」とは死ぬも生きるも定めがあり、富や地位もすべてお天道様の決めることで仕方がないと言っている。一方で論語は「君子敬いし、失うこと無く、人と恭しく礼有らば四海の内皆兄弟なり」ともある。この意味は常に謙虚でいて、しかも慎しく礼を守るという条件が充足していれば、世の中の人は皆、兄弟のように仲良くしていられるという意味だ。順調に歩んでいた人が、一転不幸に見舞われることがある。そんな場合、人はそれを他責にして、あいつがいなければこんなことにはならなかったと嘆くのが落ちだ。実は悪い結果を招いた原因をたどってみると、自分自身の不注意や欲深さ、我を張ったり、言動に責任をとらないことに無感覚であったりするに起因していることが多い。
ところで正規の簿記の原則とは何か。記入方法について、記録は網羅的であること。これは発生した取引を隠蔽することを予防したもの。次に記録の検証性をいっている。請求書や領収書など原始記録の保存が必要であるとの意味、最後に秩序性があること。これは一定の記帳法則に従って、記帳すべきことを求めている。政治家は胸に手をあてて正規の簿記の原則を見直すがいい。
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